佐藤製菓本舗

佐藤製菓本舗(鳥栖のお土産・鳥栖興し)

同店は、明治7年田代小学校の開校とともに、あめの製造販売業として創業。今年で、150年を迎える老舗の菓子店である。今回インタビューを受けていただいた和晃氏は、6代目の後継者である。和晃氏は、福岡県内のイオンやゆめタウンに店舗を構えるパティスリーイチリュウにて約8年修行を積んだ。主に洋菓子の生ケーキや焼菓子の製造、洋ギフト品の開発などに従事をし、その後5年前に家業に入った。初代から受け継がれている「鳥栖興し」を中心に、和洋菓子を組み合わせた新たな発想で、商品開発を行っている。
今後の老舗店を受け継ぐ覚悟について語っていただいた。

素材に拘った鳥栖興し

熱々の蜜の中に国産米とピーナッツを投入して、数十秒かき交ぜると、甘い香りが厨房内に漂う。それが、初代から受け継がれている鳥栖興しである。全て国産の素材を使用しており、今もそのレシピは受け継がれている。 
「長崎街道は、別名シュガーロードであり、米と砂糖も十分に手に入る事から鳥栖興しは開発されたと聞いています。父(5代目~)の世代から商品名をピーナッツ興しから、鳥栖興しに変更した事で、鳥栖の土産品として認知度が一気に高まりました。また、地元の方々からも好評で、来店客も増えています。」と和晃氏。“興し”には、“名をおこす”、“家をおこす”など、縁起がよい意味が込められているそう。和晃氏を中心に、家族4人でチームワーク良く丁寧に製造を行っている。

当店は、地域密着型の和菓子専門店である

和晃氏は家業に入り、これまで経験してきた洋菓子の知識を踏まえて、商品開発に没頭した。約10種類の焼菓子を主に作ったが、中々売れず悩む日々を過ごした。「お客様との会話の中から、当店は和菓子専門店として期待されている事を知り、それから大福のバリエーションを増やすようにしています。」と和晃氏。今では、季節のフルーツをふんだんに使った大福が大好評で、サガン鳥栖の選手や、久光スプリングスの選手も大福目当てで来店するほどに成長。中でも、佐賀県産のイチゴ(いちごさん)やミカン(唐津ハウスみかん)をまるごと使った大福が一番人気で、老若男女から支持されている。
「今後は、流行りのスイーツを積極的に取り扱い、お客様から喜んでもらえるように取り組んでいく。」「今後当店に何が必要か何を求められているかを考えて、取捨選択を行いたい。」「家族で経営する小さな店舗であるが、代々受け継がれた誇りを胸に、持続的な発展を目指したい。」と和晃氏は意気込んだ。

秋のスポーツの祭典でのお土産は是非、鳥栖興しのお買い求めを!

秋のスポーツの祭典の出場や観戦で鳥栖や三養基郡周辺を訪れる方もいる。是非、当店の「鳥栖興し」をお土産品としてお勧めしている。スポーツ選手からも大好評で、食べやすさをアピールする。1枚板に切れ目が入っているので、簡単にパキッと割れて食べやすい。8カットできるので、一口サイズにして、ゆっくりお茶でも飲みながら楽しむ事ができる。(最初から割れているものもあり。)ピーナッツが入っていて風味が良く、サクッとどんどん食べやすいので是非当店にてお買い求め下さいとPRをしていただいた。

佐藤和晃さんのスキ!

佐藤和晃社長

佐藤和晃社長

  • Q.鳥栖の行きつけのお店

    子供3人が小さいので、休みの日は、良くうどん店に出没します。
    鳥栖市内だと「おぐまうどん」さんや「花吹木」さんです。ざるうどんとカツ丼を定番で頼んで、子供たちとシェアしています。

  • Q.休日の過ごし方

    子供たちを連れて大型ショッピングセンターに良く行きます。室内遊技場を利用しますが、ボールプールは一番のお気に入りです。4歳、2歳、1歳児未満の子供が3人いるため、毎日が賑やかです。

  • Q.趣味

    サガン鳥栖観戦!家族全員が、サガン鳥栖サポーターです。選手も良く来店してくださり、サインを店舗内に飾っています。好きな選手は、原田亘選手。
    久光スプリングスの選手もたくさん来店していただいていますので、今シーズンは女子バレーVリーグも観戦に行きます!

☆基本情報

事業所名 佐藤製菓本舗
業種 佐藤製菓本舗
住所 鳥栖市田代新町122-1
TEL 0942-82-2773
SNS https://www.instagram.com/sato_seika_honpo
店休日 水曜日(不定休あり)
営業 9:30~18:00(都合により変動する場合あり)

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