ニコ道場(鳥栖パーソナルトレーニングジム)
曽根崎町で店舗を構える「ニコ道場」は、アスリート向けのパーソナルトレーニングジムだ。一見倉庫に見える建物の内部を改装して作った無機質なジムには、レイアウトまで考えつくされたトレーニング機器が並び、まるでアスリートの「秘密のトレーニング基地」だ。
ジムを経営するのはフランス人のアンプ・ニコラ氏。現在、プロバスケットボールチームの佐賀バルーナーズをはじめ、世界で活躍する数々のアスリートを支えている。ニコラ氏の、スポーツやアスリートトレーニングに秘めた想いを伺った。
野球をきっかけに生まれ育ったフランスから日本へ
フランスのリヨンで生まれ育ったアンプ氏は、自身の幼少期を「元気いっぱいで、落ち着きがなかったですね」と振り返る。スポーツが大好きで、水泳・テニス・柔道・バスケなど様々なスポーツを経験、その中でも特に野球が大好きだったという。フランスのトップリーグや、軍隊のナショナルチームでも活躍しており、日本に来た理由も「野球がやりたい!」という想いからだった。
法政大学の交換留学生として日本に来日し、野球へ打ち込んだ。帰国してからも、野球への想いが潰えず、野球の盛んな日本へ移住の決断をする。
とことん野球が好きなオーナーだが、トップレベルを経験したからこそ、トレーニングの大切さを実感していた。野球をやめ、東京でサラリーマンをしていた(意外!)時代もあったが、常に欠かさずトレーニングや研究を行っていたという。
その後、やはり自分の好きなトレーニングを仕事にしたいと、ゴールドジムへ転職。ここからニコラ氏のトレーナーとしてのキャリアが始まる。
法政大学の交換留学生として日本に来日し、野球へ打ち込んだ。帰国してからも、野球への想いが潰えず、野球の盛んな日本へ移住の決断をする。
とことん野球が好きなオーナーだが、トップレベルを経験したからこそ、トレーニングの大切さを実感していた。野球をやめ、東京でサラリーマンをしていた(意外!)時代もあったが、常に欠かさずトレーニングや研究を行っていたという。
その後、やはり自分の好きなトレーニングを仕事にしたいと、ゴールドジムへ転職。ここからニコラ氏のトレーナーとしてのキャリアが始まる。
パーソナルトレーニングが浸透していない鳥栖への移住
ゴールドジムで、公式パーソナルトレーナーとして「ニコ道場」を始めたアンプ氏。
当時は、一般の方、ダイエット目的の方などをメインにパーソナルトレーニングを行っていたが、2009年、奥様の転勤に合わせ、鳥栖へ移住することとなる。
鳥栖へ移住した当初は、東京では当たり前だったパーソナルトレーニングも「鳥栖だけでなく福岡県でもほとんど浸透していなかった」という。
「金額が高い」「恥ずかしい」といった意見もあり、集客も最初は苦戦を強いられたが、鳥栖市内の高校の部活動向けにワークショップを開き、良さを知ってもらったことがキッカケとなり柔道部の指導が始まった。
そこからは口コミで広まり、部活動生や、一般の方が通うようになっていった。しかしまだ、パーソナルトレーニングは一般的ではなく、「監督に知れたら怒られるから内緒で来てる」人もいたそうだ。
当時は、一般の方、ダイエット目的の方などをメインにパーソナルトレーニングを行っていたが、2009年、奥様の転勤に合わせ、鳥栖へ移住することとなる。
鳥栖へ移住した当初は、東京では当たり前だったパーソナルトレーニングも「鳥栖だけでなく福岡県でもほとんど浸透していなかった」という。
「金額が高い」「恥ずかしい」といった意見もあり、集客も最初は苦戦を強いられたが、鳥栖市内の高校の部活動向けにワークショップを開き、良さを知ってもらったことがキッカケとなり柔道部の指導が始まった。
そこからは口コミで広まり、部活動生や、一般の方が通うようになっていった。しかしまだ、パーソナルトレーニングは一般的ではなく、「監督に知れたら怒られるから内緒で来てる」人もいたそうだ。
方針の転換、プロアスリート向けのパーソナルへ
一般の人や、部活動生を指導するなかで、だんだんと「アスリートを指導していきたい」との想いがこみ上げるようになったという。「プロは意識が違う。プロにとってのトレーニングは仕事と一緒。」とオーナーは話す。
プロをめざしトレーニングに励んできたオーナーだからこそ、高い意識で取り組むアスリートを理解し、サポートしていきたいという強い願いがあった。またこの時期に、パーソナルトレーニングが全国で浸透しはじめ「パーソナルトレーニング」への認識も変わっていったという。
コロナ禍よりニコ道場は、方針を変更し、現在、トップアスリートや、プロアスリートをメインに指導を行っている。
ニコ道場の特徴は、「アスリート専用」のジムであること。
トレーニング機器そのものはもちろん、機器のレイアウトもプロ仕様にしているという。「アスリートに必要な機器やトレーニングは一般の人とはまったく別モノ。競輪選手の自転車はママチャリとは違うでしょ?」と笑って話す。
現在はバスケット、卓球、テコンドー、競輪、ライフル射撃、野球、柔道など様々なアスリートがニコ道場へ通う。競技・年齢・弱点など個人に合わせたトレーニングメニューを作成している。アスリートに特化したパーソナルトレーニングなので、例えばパラリンピックの選手など、通常のジムでは実施するのが難しいメニューも行うことができる。そのような選手が世界大会で優秀な成績を収めていることが喜びでもあるそうだ。
また昨年からは佐賀バルーナーズのストレングスコーチを務め、競技のための体づくりのサポートを行っている。昨年のバルーナーズが目覚ましい活躍をし、B1リーグへ昇格できたのも同氏の一助があったからかもしれない(ご本人は否定されたが)。フランス出身であり、英語も使いこなすフレンドリーなニコラ氏は、佐賀バルーナーズなど多国籍なチームにも多文化的な配慮も行うことができ、重要なスタッフの一人となっている。
プロをめざしトレーニングに励んできたオーナーだからこそ、高い意識で取り組むアスリートを理解し、サポートしていきたいという強い願いがあった。またこの時期に、パーソナルトレーニングが全国で浸透しはじめ「パーソナルトレーニング」への認識も変わっていったという。
コロナ禍よりニコ道場は、方針を変更し、現在、トップアスリートや、プロアスリートをメインに指導を行っている。
ニコ道場の特徴は、「アスリート専用」のジムであること。
トレーニング機器そのものはもちろん、機器のレイアウトもプロ仕様にしているという。「アスリートに必要な機器やトレーニングは一般の人とはまったく別モノ。競輪選手の自転車はママチャリとは違うでしょ?」と笑って話す。
現在はバスケット、卓球、テコンドー、競輪、ライフル射撃、野球、柔道など様々なアスリートがニコ道場へ通う。競技・年齢・弱点など個人に合わせたトレーニングメニューを作成している。アスリートに特化したパーソナルトレーニングなので、例えばパラリンピックの選手など、通常のジムでは実施するのが難しいメニューも行うことができる。そのような選手が世界大会で優秀な成績を収めていることが喜びでもあるそうだ。
また昨年からは佐賀バルーナーズのストレングスコーチを務め、競技のための体づくりのサポートを行っている。昨年のバルーナーズが目覚ましい活躍をし、B1リーグへ昇格できたのも同氏の一助があったからかもしれない(ご本人は否定されたが)。フランス出身であり、英語も使いこなすフレンドリーなニコラ氏は、佐賀バルーナーズなど多国籍なチームにも多文化的な配慮も行うことができ、重要なスタッフの一人となっている。
世界の舞台で活躍する選手をサポート
ニコラ氏の今後のビジョンは「鳥栖市や佐賀から、世界の舞台で活躍する選手をサポートしていくこと」だ。競技に100%集中するためには、それ以外のことは専門家に任せたほうがいい。「選手が競技に集中できるように、選手に必要なトレーニングをサポートしていきたい。」と話す。一見強面で真剣に語ってくれたニコラ氏だが、ときどき気さくに笑うおちゃめな姿も、選手を惹きつける要因かもしれない。
SAGA2024に向けて選手にエールを!
「SAGA2024では高いレベルのアスリートが全国から集まっている。勝つためには、皆がやる練習以上の努力をどこまでできるかにかかっていると思います。勝ちたいなら、ぜひニコ道場へ!」
SAGA2024に向けて選手にエールを!
「SAGA2024では高いレベルのアスリートが全国から集まっている。勝つためには、皆がやる練習以上の努力をどこまでできるかにかかっていると思います。勝ちたいなら、ぜひニコ道場へ!」
オーナーのスキ!
アンプ・ニコラさん
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Q.鳥栖の行きつけのお店・スポット
アンテナアト・ゴウサハラ。たまにフレスポでぶらぶらしてる。
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Q.休日の過ごし方
本を読む。絵を描く。
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Q.趣味・集めているもの
最近は植物を集めている。インテリアデザインが好き。
☆基本情報
事業所名 | ニコ道場(鳥栖パーソナルトレーニングジム) |
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業種 | アスリート専用のパーソナルトレーニングジム |
住所 | 鳥栖市曽根崎町1126番地1 |
TEL | なし |
WEB | https://nicodojogym.net/ |
SNS | https://www.instagram.com/nicodojo/ |
店休日 | 日曜日(および不定期) 完全予約制のジムのため、ご来店の場合は事前に公式サイトのお問い合わせフォーム、またインスタグラムのDMでご予約下さい。 |
営業時間 | 12:00-20:00(不定期) |