鳥栖セントラルゴルフ練習場(鳥栖ゴルフ練習場)

市内で最初に開設されたゴルフ練習場である鳥栖セントラルゴルフ練習場。幅広い年齢層のゴルフ好きから愛される同施設の成り立ちと歴史、コンセプトやビジョンについて、オーナーである山津浩善氏と後継者である山津浩紀氏にお話を伺った。

鳥栖市で初めて出来たゴルフ練習場

鳥栖セントラルゴルフ練習場の歴史は永く、山津浩善氏の父が1972年にOPENした。当時はゴルフ人口も少なかった時代であるが、先代はゴルフ仲間と親しくしており彼らのゴルフ愛と熱望がキッカケとなり、ゴルフ練習場の建設が始まったという。当時はぶどう園であった山を造成し、フラットで着弾地点がわかりやすいゴルフ練習場を目指し、建設が始まった。当時は世間一般に建設や運営に関して十分な情報が少なかったことから、有識者からのアドバイスを受けて、18打席・ショートホールが3ホールを整備し、営業をスタートさせた。
現在で、51年続く鳥栖セントラルゴルフ練習場は後継者へ3代目のバトンが繋がれる予定である。オーナーの浩善氏は12歳からゴルフを始め、現在までゴルフの楽しみ方をお客様へ発信している。昔はバレーボールも行っていたそうだ。後継者の浩紀氏は小学校からゴルフを始め、学生時代はバスケットボールにも熱を注いでいた過去もある。

お客さんが3世代で続いていることが嬉しい

鳥栖セントラルゴルフ練習場を運営して、嬉しく思うことは、「お客様が3世代でご利用いただいていること」と話していただいた。2022年に施設をリニューアルさせて、①キャッシュレス対応のチャージ式ICカード機の導入②家族連れや高齢の方もゆっくりくつろげるようカジュアルなカフェ風の店内へ改装③打席の拡充を行い、お客様がより楽しんでいただく工夫も行った。お客様からは、受付がICカード機の導入でスムーズとなり利用しやすいこと、とても綺麗な店内で居心地が良いこと、解放感と安心感のある打席となり練習しやすいことなどについて、好評を得ている。

後継者が考える居心地の良いゴルフ練習場の在り方

今後は、自然に包まれた環境を生かしリフレッシュできる第3の場所“サードプレイス”となれるようなゴルフ練習場づくりをしていきたいと意気込む後継者の浩紀さん。「お客さんが家族やグループで来場された際に、また来たくなるような仕掛けをたくさんしておきたいです」と語り笑顔を見せた。

250ヤードの奥行きと天然芝の品質維持

ゴルフ練習場の運営で苦労したことを尋ねると、施設をお客様に楽しんでいただくように維持させることだと口を揃えた2人。自然の状況や天災の影響を受けやすい業種であるために、雑草刈りやコースメンテナンスには熱を注ぐ。天然芝の維持は大変で、夏日の時は暑くて大変ですよと苦笑い。250ヤードの奥行きある打席が39打席、ショートホール9ホールを気持ちよく楽しんでいただくように、全力で頑張っています!と語ってくれた。

佐賀県初で子供向けスナッグゴルフを普及させたい

子供向けでゴルフを始めるキッカケとなる「スナッグゴルフ」を佐賀県で普及させることに、今後力を入れ、家族連れで来場できる仕掛けと居心地の良さを創りたいと語る。「鳥栖市は交通の便も非常によく、当練習場も県外の方の利用も多く。アウトレットの買い物についてきたお父さんがゴルフ練習に来るケースもあります(笑)」と鳥栖市のポテンシャルを語る山津さん親子。地域から愛されるゴルフ練習場創りを楽しみながら実現して、地域貢献したいと語る2人の眼差しはとても温かく感じた。

オーナーのスキ!

山津浩紀さん(左)・山津浩善さん(右)

山津浩紀さん(左)・山津浩善さん(右)

  • Q.鳥栖の行きつけのお店・スポットは?

    山津浩紀さん(左)⇒鳥栖プレミアムアウトレットのADIDASとREGALです。

  • Q.休日の過ごし方

    山津浩紀さん(左)⇒バイクのツーリングを楽しんでいます。
    山津浩善さん(右)⇒お客さんから教えていただいたおすすめ飲食店の食べ歩きです。

  • Q.今携わるスポーツ以外で続けているスポーツなど

    山津浩紀さん(左)⇒バスケットボール

  • Q.趣味・集めているものなど

    22歳から始めたバイク(カフェレーサースタイル)です。現在で6台目のバイクで、今までにオフロード・スポーツバイク・カフェレーサースタイルを楽しんできました!

☆基本情報

事業所名 鳥栖セントラルゴルフ練習場(鳥栖ゴルフ練習場)
業種 ゴルフ練習場
住所 佐賀県鳥栖市萱方町294
TEL 0942-83-4779
SNS https://www.instagram.com/tosucentralgolf/
席数 39打席・ショートホール9ホール
店休日 なし
営業時間 8:00~22:00