智泉（鳥栖ファンクショナルローラーピラティス）

小学校の高学年から、ミニバスケットボール、中学生になってからはバスケットボールと長距離走を平行して取組んだという坂本さん。高校生になると新しいことをしたくなり、バレーボール部に入部。学生の頃から体を動かすことは好きで、その頃からスポーツや健康に関わる仕事に就くだろうと思っていたという。社会人になってからは、作業療法士を務めながら20代は、ジムやアクアビクスに通って汗を流した。

作業療法士として18年間、リハビリの仕事に携わり、様々な方々へ指導を行ってきた。そのような中、自分の体力の低下や健康維持のため何かをしようと思っていた頃、理学療法士の中村尚人さんが考案したファンクショナルローラーピラティス®︎（以下　FRP）と出会う。
「治療手技の一つとして取り入れられているピラティスには以前から興味を持っていました。1つ気掛かりなことがあって、筋肉の使い方を意識しながらエクササイズすることについて難しいなと感じていたんです。FRPはフォームローラーの上に寝たり座ったりの不安定な状態で行うため、よりインナーマッスルを意識しやすく、体幹のズレがわかりやすいんです。『これだ！』と思って、早速、インストラクターの資格を取得しました！」と坂本さんは語る。
自分自身がFRPに取り組み始めると、自分の姿勢がみるみる良くなっていくのを感じたという。また、仕事終わりにも疲れにくくなり、体力アップも感じるようになっていった。そこでもっと多くの方にFRPの良さを伝えたいと思い、2017年に開業を決意したという。

この仕事を続けて一番達成感を感じるのはやはり、お客様から頂く「声」だ。レッスンに来られた方から、「体のコリや痛みが軽減した」や「脚の筋力がついてきた」、「姿勢が良くなり周りの方から褒められた」と言ってもらえる度に「やっててよかった！」とうれしく思うという。
全身を動かすエクササイズなので、「体も心もスッキリする！」と語ってくれた。

今でこそピラティスの認知度は上がってきたが、開業した頃はヨガとの違いを説明しながらレッスンを行っていたという。
現在では、鳥栖市内に限らず、佐賀県、福岡県での出張レッスンに励む。出張先も様々で、整骨院の一室から子育てサークル・お寺まで多岐にわたる。最大8名のグループレッスンに加え、個人の自宅に出向いて、レッスンできることも魅力だ。
FRPで最も大事なことは「体の軸の伸び。」正しい姿勢や歩行に導くエクササイズのため、運動が苦手な方からスポーツのパフォーマンスアップにも役立つ。マット１枚分の広さがあれば気軽にできることも利点だ。
「正しい姿勢を知り、健康的で若々しい体づくり」をコンセプトに、体験レッスンも行っており、気軽に相談や出張を依頼できる。
また、令和4年に佐賀県初のインストラクター養成校を開校し、人材育成にも取り組んでいるから、坂本さんの行動力には脱帽だ。(すごい！)

「ピラティスは、健康維持・増進、予防医学としての手段であり、身心の体調が良くなって趣味を楽しんで欲しい」
「100歳まで、自分の脚で歩ける体づくりを指導できることを発信していきたい」と坂本さんは目を輝かせた。

SAGA2024では6人制のバレーボールに注目している。近年は、日本バレーはレベルが上がっている。女子バレーは、世界ランキング8位と一桁をキープ中。
少年女子は、10/6～9までの3日間、サロンパスアリーナで開催されるとの事で全国のトップクラスの観戦に行く予定。地元で開催される事を大変うれしく思う。
出場選手の中から、将来は実業団に入部し、日本代表へと進んで行く事が楽しみ。今大会で日頃の実力を十分に発揮して、アピールしてもらいたい。