【NO.286】生命共済制度・小規模共済・インボイス制度
◆「割安な掛金」と「充実の保障内容」が特長です~生命共済制度~
事業主・役員および従業員の皆様の死亡、高度障害での保障のほか、
不慮の事故を原因とした場合の障害や入院なども保障され、死亡退職金や
弔慰金支給としても活用できます。
加入資格は、会員事業所の役員・従業員で14歳6ヶ月超65歳6ヶ月
以下の方です。更新される場合に限り70歳6ヶ月までご継続できます。
もしものリスクに備え、福利厚生の充実をお考えの方は、ご加入されませんか。
【特長】1.掛金が割安 2.業務上、業務外を問わず24時間保障
3.法人の場合、役員、従業員への掛金は全額損金に算入可。
個人事業主の場合、従業員への掛金は全額必要経費に算入可。
4.健康診断割引券の発行 5.収益計算後の剰余金は配当金としてお支払い
◆将来の備え&節税に~小規模企業共済制度~
小規模企業の経営者や役員の方が、廃業や退職後の生活の備えとなる「経営者の退職
金」です。節税しながら積み立てる退職金制度です。主なメリットは以下の通りです。
1.掛金は、全額所得控除
掛金は月額1,000円から7万円の範囲(500円単位)で自由に選べます。掛金は、全額が
「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除の対象となります。
※課税所得金額が400万円の場合、掛金月額3万円で約10万円の節税(所得税+住民税)になります。
2.受取時も税制メリット
共済金は、廃業や退職時の他、老齢給付(65歳以上で180か月以上掛金納付)もあります。
一括受取り→退職所得扱い 分割受け取り→公的年金等の雑所得扱い
◆適格請求書の控えの保存について~インボイス制度(連載⑥)~
Q 適格請求書(インボイス)の控えは、どのように保存するのですか?
A 交付した書類のコピーを保存する他、記載事項を整理した一覧表による保存も可能です。
~解説~
- インボイスのコピーとは、発行した書類そのもののコピーに限らず、その記載事項が確認できる程度のレジのジャーナル(レジデータを印字した、レシートと同内容の記載)、一覧表、明細表等であっても差し支えありません。
- 電子インボイスを提供した場合には、データのまま、又は、紙に印刷して保存する
ことができます。
データのまま保存 |
印刷して保存 |
電子帳簿保存法に定められた要件に準じて保存 |
整然とした形式及び明瞭な状態で出力 |